実家と郷愁と

バスの窓から
都会の明かりが消えて
朝が来ると
一面の田んぼが。
東北だなあ。
仙台に5時ごろついて
7時発の電車をひたすら待ちました。
「ばいばいアース」
を持ってきていて良かった。
いま4巻中の3巻目ですが
面白いですなあ、続きが気になって
どんどん読んでしまいます。
『いろんな種族が暮らす世界の中
何の特徴も持たない少女ベルは
自分と同じ種族を探すために
旅に出ることを決意する。
旅人になるためには王国へ行き、
神の許しを得なければならない。
神の許しを得るために王国の剣士として戦うベル。
そして数々の試練をこなし、
旅人の資格を試す最終試験にベルは落ちてしまう。
そんな王国での生活の中で
ベルは神やこの世界のあり方について
疑問を持ちだすのだった。』
と今までの流れはこんな感じ。
偽のタバコのけむりをくゆらせる師匠のシアン。
生まれながらにして旅人の呪にさいなまれる剣士アドニス
飄々とした天才指揮者(軍師みたいなもの?)ギネス。
片方の性を失った盲目の演奏者(魔法使いみたいなもの?)ベネット。
アホの子キティ・ザ・ナッシング。
天才魔術師キティ・ザ・オール。
神に向けて剣を打つドランブイ
個性的な面々が揃います。
おもろいおもろい。
家について。
イカソーメンでご飯を食べて。
寝る。
起きて、
ヒラメの刺身とアイナメの刺身でご飯食べて。
散歩。
こっちはまだホタルの時期なんですね。
田んぼのところにちらほら淡い光を。
神奈川や伊豆にくらべると
岩手は暗いのでよりきれいに見えます。
やっぱり都会よりこっちのほうが
僕の性に合っている。
都会の
ビカビカした光や
天を突くような建物や
集められてきた多種多様な食べ物
も良いものですが
田舎の
深い闇や
横に広がる田んぼや畑
そこから得られる食糧
がやっぱり素敵です。
地に足がついた生活というか。
今日食べたものだけでいえば
食糧自給率80%以上じゃないだろうか?
できればここでそんな生活を送りたかったですが、
もしここにとどまっていたとしたら
会えなかった友人たちのことを思うと、
やっぱり離れて良かった気もします。
これからもたまに戻ってくるから
変わらないで居てほしいな。
都合の良い望みですが。
『walk』や『higher』
を聞きながら、
もうちょっとふらふらさせてもらおう。