ムーミンパパ海へ行く

平和で平凡なムーミン谷の暮らしでは
いまひとつ父親の威厳を見せるチャンスがないと
やきもきしていたムーミンパパは
地図で見た小さな島へ移住することを思いつく
その島には灯台守りのいなくなった灯台
漁師が一人住んでいるほかは何も無かった
ムーミン一家はその灯台に住むことを決めた
ムーミンパパは家族を守るためにいろいろ行動をし
ムーミンママは谷での生活に戻りたいと思いつつも
そんなパパをやさしく見守る
ミイは人付き合いの悪い漁師や島に興味を持ち、
ムーミンは美しいうみうまに出会ったり
谷から一家の後を突いてきた氷のおばあちゃんモランを
島に上げないようにするなど誰にもいえない
少年の秘密を作っていく
 
みたいなお話でした
お話としては面白いと思うんですが
なんだか日本語の訳がちょっと今ひとつでした
みんな口が悪くなっています
そのせいでせりふだけ見ると誰がしゃべってるのか
今ひとつつかめないところが多々ありました
なれない島に来てみんな不満が積もっていたからかしら??
それでもママは優しいせりふでしゃべってほしいものです
スニフやスナフキンやフローレン、ヘムレンさんといった
おなじみの面子は出てきませんが
モランの存在を知るには読んだほうがいい作品だとおもいます
怖いだけじゃないんですね