はげ

引っ越しのどさくさで
鼻毛を切る鋏が無くなったので
鼻毛伸び放題の今日この頃。
そろそろ穴から飛び出してくるんじゃないかしら。
ということで鼻毛切りばさみを探しに近所へ。
いままで鼻毛切る鋏ったら
たいてい100円ショップで買っていたのですが、
近所に100円ショップなんて物は無いので
じゃあどこかなーとりあえずコンビニだなー。
と思った僕は文明に毒されている気がしないでもないです。
コンビニに行けば何でも売っていると思うなよ!
で、コンビニに行くも売っておらず。
まあ当然ったら当然ですよね。
あの狭いお店にいろいろ置くとして
『鼻毛切りバサミ』なんて
ニーズの低そうな物置かないよなー。
と納得してコンビニを出た。
じゃあ何処だろうー?
と足りない頭で考えたところ
「薬局」という答えが浮かんだ
うん、なんかありそうだ。
ということで薬局へ入ってみる、
女の子を店員が接客中で、
さてどっかに無いかなーとうろうろしていると
店の奥からもう一人店員(おばあちゃん)が出てきて
「何かお探しですか?」
と聞いてきた。
「鼻毛切りバサミさがしてるんですけどー」
と女の子の前で言うほど僕はデリカシーが無くはない。
(なにやらその女の子は浪人生のようで、
もう一人の店員に「一年くらい浪人しても大丈夫」
みたいな話をしていたので、なお、一層。)
「ええと小さい鋏を探して居るんですけれど・・・」
と必死に濁そうとする僕を尻目に
「ハナゲ切る奴ですか?マユゲ切る奴ですか?」
と店員。
こぼれたミルクは戻らない。ということで
「ハナゲ切る奴です・・・」
と認めたところ、女の子のすぐそばの棚から
「いろんなタイプがあるんだけどねえ、
先が丸くなっているのが安全でおすすめですよ。」
といって何個かハサミを取り出したので
もうダメだと思った。
まあ、とりあえず浪人生の少女は頑張ってください
よりダメな人間がここにいますからー。
あと、500円近くした。
意外とするなーハナゲ切りバサミ。
あとハナゲハナゲ言い過ぎだと思った。
小学生の日記か。